12月23日(土)・24日(日)に東京・ベルサール高田馬場にて開催された「RAGE Shadowverse World Grand Prix」。
「RAGE」を含む国内大会で優秀な成績を残した12名の日本代表と、台湾、韓国、北米、欧州からそれぞれ3名ずつの招待選手、
合計24名のプレイヤーが、世界一の座をかけて競い合いました。
24日(日)には、Day1のスイスドロー形式8回戦上位8名による「RAGE Shadowverse World Grand Prix」 GRAND FINALSが実施。
SOS 選手、紅茶/PaR 選手、Surre 選手、Meow944 選手、JaZe 選手、FanTaSy 選手、ふぇぐ選手、Akamarured 選手たちによる激戦の末、
初の『Shadowverse』世界王者が決定しました。
本記事では、その会場の模様をレポート致します。
『Shadowverse』の世界一プレイヤーが決定
開演直前の観戦エリアの様子。3画面による大迫力の試合を体感することができました。
会場となった東京・ベルサール高田馬場には、世界王者誕生の瞬間を観るべく、開場と同時に多くの方が来場。
「RAGE Shadowverse World Grand Prix」のグッズ物販も行われ、こちらも盛況となりました。
「RAGE Shadowverse World Grand Prix」会場を彩ったのは、歴代「RAGE」大会で登場した、『Shadowverse』キャラクターの人気コスプレイヤーの方々。
渚さん(イリス)、山吹りょうさん(アンドロメダ)、みゃこさん(アリサ)、五木あきらさん(不思議の探求者アリス)、なっこさん(ダークドラグーン・フォルテ)、
成賀くるみさん(エリカ)、くろねこさん(ブリンディ)、ないるさん(夜の令嬢・セレス)篠崎こころさん(オズの大魔女)、火将ロシェルさん(ダラダラ天使エフェメラ)
大会の合間にはコスプレステージも行われ、総勢10名のコスプレイヤーによる豪華共演が話題となりました。
開演とともに、ステージにはスペシャルアンバサダー・武井壮さんと、タレントの山田菜々さんが登壇。
ステージ上での進行MCを務められました。
試合の模様を伝えた「OPENREC.tv」での配信キャストには、「RAGE」実況・解説でおなじみの岸大河さん、kuroebiさん、ぽるんがさんをはじめ、
ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さん、『Shadowverse』でイザベル役を務める佐倉薫さんが加わり、
世界大会を配信からも盛り上げていました。
山口慧さん、もこうさん、むじょるさん、くすきさん、マグロヘッドさん、梨蘭さん、タイガー桜井さん、ウルフ北河さんら、
豪華有名プレイヤーの方々による裏チャンネルも同時配信。
「RAGE Shadowverse World Grand Prix」出場選手も登場するなど、賑やかな配信内容となりました。
「RAGE Shadowverse World Grand Prix」GRAND FINALSは、事前登録された3つのデッキによる通常対戦BO5によるトーナメントで実施。
対戦相手のデッキとの相性の読み合い、手札や展開を予想してのプレイングなど、世界最高峰の舞台にふさわしいハイレベルな対戦が続きます。
大会の合間には、『Shadowverse』プロダクトマネージャー・森慶太さんも登壇。
12月29日(金)リリースの『Shadowverse』第7弾カードパック「Chronogenesis / 時空転生」の新カード情報が発表されました。
トーナメントを勝ち上がり、決勝の舞台に進出を果たした1人目は、欧州代表でポルトガル出身Akamarured選手。
数学の講師を務めており、計算された巧みなプレイングと、魅せるパフォーマンスにより、人気を博しました。
Akamarured選手の対戦相手として、決勝進出を決定したのは日本代表・紅茶/PaR選手。
「RAGE Shadowverse Starforged Legends」GRAND FINALSに緊急出場ながら準優勝を果たした実力と、対戦相手を見極めたプレイングがさえわたりました。
会場・配信ともに注目を集めた『RAGE Shadowverse Starforged Legends GRAND FINALS』の決勝戦。
Akamarured選手が2連勝をおさめますが、紅茶/PaR選手が切り返し、勝負は5バトル目のファイナルセットに突入します。
最後はお互いのライフが一桁代となる接戦となり、最終的に見事紅茶/PaR選手が勝利し、世界一に輝きました。
試合後は『RAGE』大友プロデューサーと、『Shdowverse』木村プロデューサーがステージに登壇。
トロフィーと優勝賞金5万ドル(約5,500,000円)の授与が行われました。
さらに、esportsの歴史に残る重大発表も行われました。
優勝賞金100万ドルという高額賞金を手にすることができる「Shadowverse World Grand Prix 2018」の開催が発表。
会場もそのスケールの大きさに、どよめきに包まれました。
「Shadowverse World Grand Prix 2018」は、本大会同様に2018年の大会上位入賞者をはじめ、世界各地で優秀な成績をおさめたプレイヤーを招待。
第7弾と共に導入される新ルール「アンリミテッド」も組み込まれるなど、来年以降もさらなる盛り上がりが期待されます。
「Shadowverse World Grand Prix 2018」につながる、「RAGE」次回大会「RAGE 2018 Spring」の大会概要も発表。
東日本と西日本の予選大会を経て、幕張メッセにて 「GRAND FINALS」が行われます。
試合後、世界王者となった紅茶/PaR選手にインタビューを行いました。
――優勝おめでとうございます。現在の率直な感想をお聞かせください。
紅茶/PaR 選手:ありがとうございます。皆さん強いプレイヤーなので、自分が頂点に立ててびっくりしています。
――優勝したことを伝えたい方はいますか?
紅茶/PaR 選手:(所属している)チームの皆さんですね。
――決勝戦に進出した時、優勝できるという確信はありましたか?
紅茶/PaR 選手:ありました。有利マッチだったのですが、1戦目ネクロマンサーを相手に、「ブラッドムーン」をキープするマリガンをミスしてしまったことと、
「復讐ヴァンパイア」相手に負けてしまい先に2勝を取られてしまったので、焦りました。
――決勝戦で追い込まれた時の心境はいかがでしたか?
紅茶/PaR 選手:(最後のバトルの)エルフでは「エイラビショップ」を抜けないなと思っていて、ヤバいなと。相手が下振れてくれてよかったです。
――3戦目以降は思い通りの展開ができたということでしょうか?
紅茶/PaR 選手:そうですね。
――本大会にて使用されたデッキに関して教えてください。
紅茶/PaR 選手:海外選手の過去の大会をネット上で調べていたのですが、「超越ウィッチ」が使用していませんでした。
そのためコンシードに強いコンシードデッキを用意しました。
――勝つために心がけていることは何でしょうか?
紅茶/PaR 選手:(デッキに使用するカードの)1枚1枚に採用枚数も含めて、理由をつけることですね。
――優勝賞金5万ドルの使い道は決まっていますか?
紅茶/PaR 選手:まだ決まっていないです。
――「Shadowverse World Grand Prix 2018」の開催が発表されましたが、世界チャンピオンとしての意気込みなどはありますでしょうか?
紅茶/PaR 選手:自分は(まだ)世界チャンピオンの座に適していないと思っています。2回戦までのプレイングは完璧に近かったのですが、決勝戦は多くのミスをしてしまいました。
――決勝もしっかりとしたプレイングをしたかったのですね。
紅茶/PaR 選手:はい。そうしたら、もっと自信満々で答えられたのですが……。
――「Shadowverse World Grand Prix 2018」では、完璧なプレイングが見られることを期待しています。
紅茶/PaR 選手:……できるかなぁ。あの舞台は緊張するので。
――ありがとうございました。
大会後には、別会場にて選手・関係者・有料チケット購入者によるアフターパーティーが開催。
各国の選手同士の交流も盛んに行われ、賑やかに締めくくられました。
世界規模で展開し、多くの人々を魅了する『Shadowverse』とesports。
さらなる盛り上がりを見せるであろう2018年の大会シーンに、ぜひご注目ください。
また、当日の大会の模様は、下記の配信URLより、視聴することが可能です。
大会概要
イベント名:RAGE Shadowverse World Grand Prix(終了)
開催日:2017年12月23日(土)~24日(日)
※会場の一般公開は12月24日(日)のみ。
開催地:「ベルサール高田馬場」(東京 / 日本)
招待参加枠:日本 12名 / 台湾 3名 / 韓国 3名 / 北米 3名 / 欧州 3名 計24名
賞金総額:120,000 USD(約13,200,000円)
優勝賞金:50,000 USD(約5,500,000円)
入場:無料
豪華特典付きVIPシート(5-6名掛けソファーシート):¥100,000
Day2配信URL
https://www.openrec.tv/live/uDTruXJ2zV7
※ログインすることで過去の配信を視聴可能です。
RAGE公式HP:https://rage-esports.jp/
RAGE公式twitter:https://twitter.com/esports_RAGE
■記事提供:GAMY(https://gamy.jp/)